渋谷北・侍|青山通りから小道一本。メニュー豊かな鶏肉の旨い店。ランチは800円から満腹必至

なんだかいつも行く飲み屋も飽きがさしてきたし、ちょっと気分転換でもしたいじゃない。
でもよくよく考えたら、そもそもそののみのメンツがおなじみで、(主人と野球狂Y)それが飽きの原因じゃないかなんて話もあるけど、いざ急に”飲もうや”ってなった時に集まれるのがこのメンツだから致し方ない。

いつも向かう名店”錦”はおいておいて、今日は普段曲がらぬ角を曲がってさあこんにちわ。
青山通りを一本入ったところにある、侍〜some来〜ののれんをぱらりとくぐる。

見渡す限りの満卓だったが、手前の席が偶然にも空席に。しめたとばかりに入店、駆けつけ三杯ビールを発注。この日は6月頭。肌には若干の汗が。言うまでもなくビールが体の隅々まで染み渡る。

さあ、メニューとこんにちわ。パッと目についた鶏レバ刺しに一斉に3人が釘付けに。
アイコンタクトを経て無論頂くことに。


臭みもなく、プリンとしたその御姿はなんと神々しいのでしょう。
通例のごましおをたっぷりとくくらせ、駆らみネギを数本つまんでポイと放り込む。
塩身でキュンと閉まる口腔内。
ビールでさらっと洗い流し、もうひとつまみ。この3人だと一皿がなくなるペースがともかく早い。

そうこうしているうちにお次は鶏唐の登場。


衣の香ばしい香りを漂わせてくるもんだから、隣の若いカップルも次いで注文。
それを横目に一斉に手を伸ばす3人。
想像通り、衣を破った先にしたたる肉脂。透明でさらっとしたそのアツアツの脂をこぼさないようにいただきながら、存分にかぶりつく。
中のお肉は柔らかく、ジューシー極まりない。
かなりおおぶりな唐揚げが5〜6個盛られているため、結構おなかがいっぱいに。

それでも止まらない、お次は和牛ステーキ。


レアに焼かれたお肉は照りがよだれをそそる。塩系の味付けでさっぱりとした味わい。ブラックペッパーがしっかりと効いて、またこれがビールを旨くさせる。
例によってぺろっと平らげる。さっきからあげでお腹が膨れたのが嘘のようじゃないか…!


偶然飛び込んだお店だったけども想像以上の名店!
鳥が美味しい店があるぜと行って気軽に友人を連れてくることができるだろう。ただ難点があるとすると、場所が遠い。渋谷駅からも遠い。青山からも、表参道からも遠い。

以前紹介した上海倶楽部からは近いが…正直簡単に訪れるのは難しい。
おそらくこの界隈にお勤め&お住まいの人がお店に集まっているような状況であろう。
そうすると余計にへたな接客を受けるようなことはない。
それだけ常連さん有りきのお店なのだと思う。出来れば予約しましょう!週末はかなり賑わっています。

渋谷北|侍〜some来〜
03-3407-3601