中目黒・岡田龍平|ワイガヤ系炉端焼きと言えばここ!スケーター・ライダー御用達のしっかり旨い、駅チカのお店

これでもかというくらい大きな三角コーンが目印で、この店の前を通ったことがある人は必ず目に焼き付く店名、”岡田龍平”。
働いているメンツの名前を一文字ずつとって、この店名にしたということで。見事に一度見たら忘れない、もし忘れたとしても”なんだっけ、あの完全人の名前のお店!”でまず話題になること間違いないナイスブランディングの炉端焼きやでござい。

ここはもう結構な有名点で、代官山の鎗ヶ崎からオートバックスがあるほうではない、中目黒駅へつながる下り坂を降りたことのある人はおそらく8割がた行ったことがあると思う。
ビルの2階にあって、座敷が外から見える。
それはそれは縁側のような雰囲気で、涼しい季節は窓をあけっぴろげて開放的に涼をとる。
冒頭に触れた巨大三角コーンと、赤ちょうちんにかかれた”岡田龍平”が、ああ行きたい!中から外を眺めたいと思わせてくれる。

このお店、スケーターや自転車乗りには結構有名なお店で、よくその界隈の若者たちが飲みに使う。
ただただ若いだけじゃないのがこのお店のよいところ。
ちゃんとうまいもんがある。

まず代表的なのがこちら。


しょっぱなお通しで出てくる、サラダ。
サラダ。
サラダ…。

味わうはこのドレッシング。
ドロっとしたベージュのその風体はなんだいなんだいと思わせるものの、玉ねぎの甘さが存分に引き立ったくせになる味。
お店で500円で売っています。これのすごいところが、後から人が集合してくる感じの飲み会のときに、その都度もったいぶらず出してくれること。それだけ自信にあふれているということだ。


そして鳥レバー。


体調はどうだと必ず確認をしてくれる。調子のよくない時には確かに食べないほうがよい鳥レバー。
ここでもすごいのはこの量。どれ見たことか。
平皿にもりもりで850円。
全く悪くないこのコスパ。

ごま塩ではなく、ごま醤油でいただく感じ。
大量のネギを惜しみなく小鉢にくぐらせツルンと頂く。ビールが際立つ血のお味。
臭くなくて結構けっこう!

そして、沖縄か!と言うようなそぼろ味噌のでっかいきゅうり。


ともかくでかい!まさに瓜そのもの。きちんと種抜きもしてある。
そして惜しみない鶏そぼろ。
しっかり濃い味付けのあんにくるまれたそれは、それだけで十分つまみとしていきてくるじゃない!
ここでも量がすごい。まったくもったいぶらないその心意気やよし!たくさんの人を連れてきたくなるじゃない。こんなにしてくれると。

最後は薩摩知覧どりのもも炭火焼きを頂く。フルで1,600円。
これはなかなか難しい。単純に炭火焼きとしていただくなら、先日紹介したあきらのほうが肉質、味付けともに優っているかと思われる。
ただしここの良さはハーフサイズでの発注も可能なこと。
こちらの都合や人数に合わせられることはひとつまたサービスであり、嬉しいことです。

この間はちょうどお盆の時期でスルッと入れたけど、おそらく通常では予約をしたほうが良さそうです。深夜2時まで営業しているので、夜中に小腹が空いて一杯、なんだか飲み足りなくて一杯、ちょうどいいあんばいですね。
是非今度は秋口にでも、窓際の座敷で夜風を浴びながら頂きたいものです。

中目黒|炉ばた 岡田龍平
050-5868-9630 (予約専用番号)