読んでは"ブフー!!"と噴き出す私に、主人は毎度、なんなのよ、なに見てんのよと気になる様子である。
当たり前だ。iPhone片手に首をもたげ、ブフー!ブフー!とか言ってる妻なんて、とかく気持ちが悪い。
なんで急に読むようになったかって、前回の赤羽ツアーでの感動がそうさせている。
どちらかというともう寒くて、ちゃっちゃ回ってやっつけてしまいましょくらいに思っていたのですが、人・街・店・空気に完全に持っていかれましてね。
今やもう赤羽の大ファンです。
まだまだ新参者甚だしい私ですが、どうぞよろしくお願いします。
さて、本日ですが例によって赤羽にお住まいの(正確には十条の方)Mくんオススメの店へ向かう。
飲み物はアサヒビール(缶)・チューハイ・オオゼキの3つ。
そしておでん!
ここはそう、丸健水産という練り物屋さんで、もともとおでん種を店頭販売していたところなのです。
はじめに言っておきますが、私はまだこの店のシステムを把握していません。
商店街の角にあって、もともとおでん種を売るお店だから店内で飲食できない。
ということで、背の高いテーブルが6台程並べられていて、それを囲むようにしておでんをいただく。
つまりスタンディングです。外でね。
愚問はよしてくれ、ああ、もちろん寒いよ。
1月中旬に”おでんほくほくしたいね~”なんつって向かったものの、商店街の高い天井しか外気を防ぐものはない。
んでキンキンに冷えた缶ビール。なかなかぬるくなんないからいいよ!
おでんはすぐ冷めちまうけどね!
これも味ですから。
そもそもゆっくりじっくり飲むためのお店じゃないんですよ。
通りがかりにちょっとつまんでかえる感じね。
…で、その外だとか立ちだとかそんなことはいい!
発注の仕方が難しすぎて、私ったら挙動が不審したわけですよ。
ウリがはんぺんだっつって書いてあるもんだから即時発注しようものなら、
「今おでん入れ替えてっからはんぺん入れらんねーわ!」と一掃。
牛すじくださいって言ったら、
「あ~今ここにあるのは古いやつで人の注文のだからだめ。ほかのにして」とお断りされる。
ほな、いったんここまででOKです~と言おうものなら、
「うち練り物屋だから(練り物をつついて)この辺食べてよ~」
と言われる。
うん、なんかごめん!全然いいよ!そういうシステム!言ってることわかるし嫌な気全然しなかった!
でもなんとかしてもうちょっと、そっちに近づきたいから、そのシステムをもう少し教えてくんないかな!!
何時におでん入れ替えするのだい?何食べたらいいか教えて勝手に皿に入れてくれてもいいよ!!!!
と激昂しましたよ、私。
とか言いつつ小心もんなので、”おすすめの練り物ください~”なんつってもふもふ頂きましたよ。
お出汁は薄めの、割りと馴染みある美味しいお味です。
赤羽|丸健水産
03-3901-6676