中目黒・マハカラ|串揚げ、イカ焼き、卵ご飯。締めのプリンまでどれもこだわり品!

それは主人からのSkypeで始まった。
どうしても今日は串かつが食べたい、串かつでないと嫌だ。

私達の串かつ文化は新世界から始まったが、東京においては串かつ田中がをれを担っている。(殿金もいいよね)
あまりにも通い過ぎて、あまりにも有名になりすぎたためこのブログでは取り扱っていないが、東京の人にとって紅しょうがを串かつにしてたことは、驚愕かつ好きものにとっては中毒性を呼んでしまったのではないかとおもわれる。

やはり例によって紅しょうがが食べたい食べたいと、止まらぬそのうねり。
よしわかったと、私はお得意のGoogle先生を頼りに市場調査を開始。
本日のお題は串かつ。それを踏まえて新しい風をよこしておくれと念を送る。

本日向かうは中目黒マハカラ。以前、このお店のウリのプリンを買って公園で食べたことがあるよねと、主人に提案。
正直なところ、串かつやるわイカ焼きやるわ、プリンがうまいだ、幅をきかせすぎの食べ物屋さんは私にとって毛嫌いの対象になりがちなのですが、なんぞここにはしたたる興味。
一瞬ぐぬぬとなったものの、主人のOK!の一言で、午後16時から働く気が失せてきた。早く行きたい。


到着一番、期待するはそのお通し。
ヱビスビールを片手に今か今かと待っていたらば2種の小鉢が参上した。


ネバネバ系酢の物と、3番出汁をとり終えた昆布のおひたし。
いいですよ、こういう料理大好き。
無駄ない、ゴミない、最高の和食の利点。大根の皮だってうまく仕上げて出してくれる料理屋さんは神妙ってなもんです。
そそろといただきこの時点で主人は一杯目終了。
もし私が小料理屋をやっていて、主人が通ってくれようものなら重宝するなあという飲みっぷり。

本日は狙いの串かつ盛り合わせに紅しょうがをマストで含めてもらい、ほろほろ鳥の鳥わさ、イカ焼きを注文。
プリンよろしくこだわり卵の卵かけご飯は腹の様子を見て後半に発注することに。

さあ参りました鳥わさ。旨い匂いがぷんぷんするぜ。


狭いカウンターからトークが弾むあんちゃん。他のお客さんカップルと調子をあわせてしゃべくりまくってる喧騒も嫌いじゃない。
まぜまぜパクリ、うん旨い。夏場の汗ばむ夜にちょうどいい酢味と辛味。ほろほろ鳥自体はブリブリンとして、噛めば噛むほど肉厚で跳ね返してくる。

さあ参りました。イカ焼きのご登場。これは間違いないソース好きにはたまらん1品。


もしこれが弁当にご飯と一緒にドン!と入ってても私は文句は言わない。
パルパルの衣が優しくて美味しい、まるで耳たぶの食感。
この次は串かつなんだけど、すみません割愛。
イカ焼きいいよ旨いよイカ焼き!
これ2分でなくなったよマジで。
一心不乱に食べつくすとはまさにこのこと。誰が作っても旨いとか言うなー。そもそも作らんでよ、普通の家庭で。

この流れで頼まないわけにはいかなかった卵かけご飯と例のプリン。
ワンセットがカウンターに届く。


基本、私と主人は飲みが早い。
もちろん食べるスピートにも比例はしているのですが、ひとつのお店にそこまで長居せず、1時間ほどで切り上げることがほとんど。
この日も誰らよりも遅く入店し、誰らよりも早く退散の準備。
となりのカポーがしゃしゃくりあってる間にこちとら締めでござい。そんな目を丸くして見なさんな。


兵庫産のこだわり卵。おおぶりな卵が良い按配でごはん一膳包み込む。
ザザっと流しこむ主人。そのこぼれ弾を頂くかのようにそそそっと近づき一口パクリ。
大味かとおもいきやうまいね、卵の濃い味。
さて私の方はプレーン味の定番プリンをば…。


スプーンにこってり絡みつく具合の濃厚系プリン。
ほろろと崩れるその身は弾くタイプとは違うこってりさが特徴。
昼間だな!プリンは。
飲みの後には少々濃厚過ぎた。うまいんだぜ!でも飲みのあとではなかった。昼に公園で食べたい。やっぱ。

…ということで、串かつ完全無視のマハカラレポート!
絶対また行くね!イカ焼きうまかったー、次はレバ刺しに行きます。
プリンはお昼ね!頂きます。

この日は週末。でも目黒川沿いだから結構混んでいそう。念のため電話予約にてGO!です。

中目黒|マハカラ
03-6427-8706